事業活動を通じた
脱炭素社会への貢献について

木材関連事業による貢献 環境資源である“木材”の安定供給と円滑な流通を支援

私たちは、⽊材の販売や加⼯、⽊材を集積する倉庫やヤードの提供など、⽊材と密接に関わる様々な事業活動を通じて、
環境資材である⽊材の安定供給と円滑な流通を⽀えることにより脱炭素社会の実現に貢献しています。
グループ各社が1年間に取扱った⽊材の総量は約89万㎥(2021年度)にも及び、
その⽊材に含まれる炭素貯蔵量は推計で約54万トンにもなります。
また、これらの⽊材が様々な建築物などで活⽤されれば、⻑期的に炭素を貯蔵する「第⼆の森林」としての効果も期待されます。

木材取扱量の炭素貯蔵量推計(2021年)

木材取扱量(m³/年):1,057,000 炭素貯蔵量(t-CO2/年):890,000 森林面積吸収換算量(m²/年):1,141,025

取扱われた木材を一般的な住宅の戸数に例えると

1,057千m³ = 住宅  44,041戸

※木材取扱量(㎡)は各社の年間木材取扱量の総計
※住宅は1戸(120㎡)で木材を約24㎥を使用するものとして換算

※木材の炭素貯蔵量は林野庁の「建築物に利用した木材に係る炭素貯蔵量の表示に関するガイドライン」に基づき樹種別に算出した炭素貯蔵量の総計
[算定式] 炭素貯蔵量(t-co2) =樹種別(㎡)×木材の密度(t/㎥)×樹種別炭素含有率×44/12

木造建築物による貢献 建築物等への木材利用

住宅だけでなく、社屋やオフィスの内装など非住宅分野への利用拡大を進めることで木材の炭素貯蔵効果を最大限に活かせるよう努めます。

建築物名称
大阪港木材倉庫(株) 本社屋
所在地
大阪府大阪市住之江区平林南1-1-50
構造
木造2階建て(木造ラーメン構造)
床面積
492.35㎡(148.93坪)
使用樹種
米松積層材・SPF・檜(国産材)他

木造建築物等の炭素貯蔵量推計(2021年)

木材使用量(㎥):81.4 森林吸収換算量(㎡/年):95 炭素貯蔵量(t-CO2):74.5

再生可能エネルギーによる貢献 再生可能エネルギーによる温室効果ガス排出の抑制

発電時に二酸化炭素を排出しない太陽光発電による再生可能エネルギー事業にも取り組み、 温室効果ガス排出の抑制にも貢献しています。
太陽光発電により1年間でおよそ1,600トン以上の二酸化炭素の排出を抑制しています。

太陽光発電による二酸化炭素排出抑制量(2021年)

年間総発電量(kwh/年):4,244,000 C02排出抑制量(t-CO2/年):1,695 石油削減換算量(Kl/年):963 ドラム缶換算量 (缶/年):4,816 CO2森林面積吸収換算量(千m²/年):2,173

削減できた石油を200ℓのドラム缶に換算すると

石油963kℓの削減 = ドラム缶4816本の削減

※年間総発電量(kwh)は各社の年間そう発電量の統計
※CO2排出抑制量、石油削減換算量は一般社団法人太陽光発電協会(JPEA)の係数から算出
[算定式]CO2排出抑制量=年間総発電量(kwh)×0.3995kg-Co2/kwh
[算定式]石油削減換算量=年間総発電量(kwh)×0.227ℓ/kwh(ドラム缶は1缶=200ℓとして算出)